こちらの記事の続きです◎

④カウンセリングや心理学、ヒーリング、他いろいろなメソッドの私の思う限界2つ【誰も根本解決を持っていないことを知った日】

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そして当時は佐藤さんのことも「三日月」なんて表現も全く知らなかったけれど

きょうだい児も、HSPとか、何かの病名も

ある意味で、その名をつけられた途端

「可哀想、とか問題だ、欠けている人だ」と「三日月」とみなされる(ことがある)

 

そして自分もまた、自分は欠けているから、問題だから、でもそれは仕方ないから、だってわたしはきょうだい児っていう立場で育ってしまったんだもん、と

なんというのかな、

自分をきょうだい児という三日月にみなすことで

ていのいい言い訳と心の逃げ道を、心にいつも持つような自分になっていった

のです。

 

そしてその解決策は結局はどこにも無いから、

そのことが苦しいから

そんな自分になったのは親のせいだ!お姉ちゃんのせいだ!!と

かえって、親や家族を責める気持ちだけがますます強くなって言ってしまったこと。

 

「きょうだい児」という、ある意味で三日月だとみなされている自分の立場になったことで

最初は確かにホッとできたのに。

 

けれども解決方法がわからないことで

救われたどころか、かえって蛇の生殺しのように感じていました。

 

レッテル(名前)をつけることが、その人自身が持っている本来の力のようなものを奪って、弱くさせてしまうんだ、と。

 

他者や世の中が勝手に相手にレッテルを貼る

(三日月だ、弱者だ、可哀想だ、と無意識に決めつけてしまう)ことで、

本当に相手を三日月にさせてしまう。(=相手の中に本来ある力を奪ってしまう)

 

そして、過去のわたしはそんなことにうすうす気づきながらも、

人生の中で何かつまづいたり苦しいことがあるたび

「お姉ちゃんが病気になんかなったから」と、いつもそれを心の中でどこかで持ち出し、ついそのことを言い訳に使ってしまう

親にも、姉にも、かけてもらった愛情が確かにあったはずなのに、

そちらのほうを受け取れない、見れない、「だからもういいじゃないか」とは思えない

そんな自分を、心底どうしようもない、クソ人間だと、自分で自分のことも散々責めて、

世の中も、自分も、自分の家族も、気づけばすべてを三日月に見て、責めるようになっていきました。

 

それから10年以上経って、佐藤康行さんと、心の仕組みや、真我というもの、満月と三日月という話を知った時、

なので、本当に衝撃的だったのです。

そして、はじめて明確に心の仕組み、今の苦しさを解決する方法を、誰にでもわかりやすいかたちではっきりと伝えてくれたこと

「じゃあこの苦しさとどうしようもなさをどうしたらいいんだよっ!!」っていう想いを誰からどれだけぶつけられても

表面上優しい言葉をかけるだけで実はうやむやに終わらせるなどせずに、いつも一切ブレること無く「こうしたらいいんだよ」という具体的な答えを明示してくれる

しかも、そのとおりにやってみると、本当に、一生消えないと思っていた苦しみがどんどん昇華されていく、

そういう佐藤さんと真我というものにはじめて出逢ったとき、

暗闇のようなトンネルが10年以上、ずーーっと続いてきたわたしの人生の中で、

はじめて希望を感じることができたのです。

 

 

もちろん寄り添いや、共感や、傾聴してもらう、ということも、とても有り難いことです◎

でも、

本当に長く苦しんでいる当事者からすると、

もうずっと、ずっと、本当に苦しいだけなので、、、

 

正直そういったものって、もう、

どれだけ受け取っても、よもや、何の役にも立たないことをわかってしまっている、というか。

 

だからたとえば何か占いや新興宗教のようなものに盲信してしまう(宗教の否定ではなくなにかにすがろうとする)人の気持ちもわからなくないなあって、

私はそう思います。

私だって、真我に出逢っていなかったら、もしかしたらそうなってたかもしれないです。

 

佐藤さん、もともとは、全国でレストランチェーン店を70店舗も経営していたような人で、

地位も名誉もお金も立場もいくらでもあって、そういう経営者だったときは、人がいくらでもついてきたそうです。

それは、自分の人間性に惹かれてくれた人もいたけれど、当時の佐藤さんの背景にあるお金に惹かれて、、という人もいたのだと思います。

 

だけどその地位も名誉もお金も全部手放して、心や何か悩みというものに関して

「本当の意味での根本解決ができるんだよ」ということを、

伝え始めた途端、「宗教じゃないか」とか 当時35年くらい前は、まだまだ「心のこと」というだけでイコール宗教と見られることがすごく多かったそうです

 

すごく悲しい想いも悔しい想いもたくさんしたそうです。

 

でも、自分がたとえどう思われても、

愛と情熱を持って伝え続けていること。

 

そしてどんな人も、けっして三日月として扱わず

あなたの過去も、あなたの親も、あなた自身も、

満月(=何も欠けていない、可哀想でもない、弱者でもない、本当は素晴らしい力を無限に持っている、無限に素晴らしい存在)ですよと

そこから一切ブレないこと。

 

たとえ親が犯罪者であっても、その人が犯罪者であっても、虐待をされた人でも、した人でも、

どんな重い精神疾患を持っていても

勝手に相手を、「可哀想」とか「助けてあげないといけない人」などという同情も含めて、欠けている人だ、としない。

※佐藤さんは過去に札幌刑務所で700名以上の受刑者の前で依頼を受けて講演したりもしています

 

そうすると本当に、自分も自分の過去も欠けまくっている、とずっと勝手に思い込んでいた当時のわたしのような人間ですらも

本当に、自分が欠けているという認識(想い)が消えていく。

 

自分や親や過去を責める気持ちが消えていく。

 

むしろ、愛と感謝がどんどん湧いてくる。

 

そうすると、ますますそう思える自分を好きになっていくのです

 

あんなに、何をやっても続かない、すぐ逃げる、言い訳しちゃう、そんな「わたしは心が弱い(ダメな人間だ)」と思っていたわたしでも

今、こんなに情熱を持って仕事にあたれている。

 

先日、プレゼントセッションを受けて、真我開発講座、受けてみる!と決めてくださった

Sさんがセッション後に下さったメッセージをもう一度掲載させてください✨

 

 

けっしてバカにしたり、下にして見たりしていなくても

「助けてあげないといけない人」という想いも含めて

三日月だとみなされることは、苦しいし、悲しいし、

自分や自分の親などが、どんどんダメな人間と思えて自尊心を失っていきます

 

でも、わたしがSさんに、Sさんが感じてくれたあたたかい言葉をかけられたのだとしたらそれは

わたしが良い人だとか、そういうことではなくて

自分のことも、自分の経験も、自分の親も

最初から満月だったと、今は心から思えているから。

 

だから、自分のこと、自分の過去も含めて、満月(完璧、問題のない、素晴らしいもの)って今は思えているから、

だから、どんな人も、大前提は満月なんだ!って思えるんです

 

わたしはまだまだめちゃくちゃ未熟で、佐藤さんのようにすべての人を満月と

最初からそう思えるわけでは決してないけれど。。😌

 

真我を体感すると、いかに今の世の中が三日月視点、欠けているものを変えてあげよう、

埋めてあげよう、助けてあげよう、この人は何も出来ない弱者だから仕方ない、とか

心の業界に限らず教育も政治も

そんな視点まみれで構成されていることに気が付きます。

 

そしてそうであると、ある意味で、どれだけそれが善意のものであったとしても

時としてそれが凶器になることもあるということを私は「過去、当事者だったから」すごく実感としてよくわかるのです。

 

それは、わたしが、一つ前の記事で書いた通り、有名な立派な病院の先生の善意からの一言で

かえってものすごく絶望し、かえって、そこから長い暗闇のようなトンネルが深くなってしまったのと同じように。

 

心のことで悩んでいる人って、どこかで「自分はダメな人間だ」という感覚がだれしもあると思うんですね。

自分が弱いからだとか、心が弱いのは弱い人間だ、とか、そういう気持ちや自己肯定感の低さって

どうしてもあるものだと思います。

 

そういった人たちにとって、

立場のある人、ある意味で今の世の中で権威性のある人に言われる”一見正論ぽいこと”ほど、

鋭い刃(やいば)になってしまうこと。

「そう思えない自分がダメということなのだろうな(だってこんなにちゃんとした人が言ってるのだから)」と

ますます自分をダメだと責める心に苦しむ可能性が、とても高いのです

 

それは、ハッキリ言ってすごく恐ろしいことだと感じています。

本当はそんなことは、絶対にあってはならないことだとも感じています。

だから、この仕事を今、しているんだと思います。

 

 

昔は、そんな今の世の中や人のことも、クソだな!!と思っていたけど←とにかくとんがりまくっていた自分でした😅

今はそうは思っていなくて、

みんな、わからないだけだから。

 

みんな本当は「根本解決になってない」とどこかで薄々気づいているけれど、

本当の問題解決の仕方を知らない、わからない、

ただどうしたらいいかわからないというだけなんだ、と思うんです。

 

だから、一人でも多くの人が、その【本当の解決策】を知れたら、

気づけたら。

 

それだけで

自分がラクに、幸せになれると同時に

世界が本当に変わっていくことに、勝手に貢献できると信じているんですね。

 

だから、知ってほしいと心から思うのです。

満月の世界を🌕😊

 

引き続き、大募集中です♪

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こちらの連載記事、すーーーごく長くなってしまい

本当はもういっこ、書いておきたいなと思ったのが

たとえば今って、「相手から引き出す」「相手が一番すばらしい答えをもうすでに知っている(だからそれを引き出すだけ)」

「正解ややり方を押し付けない、かぶせない」みたいな手法も出てきていて

それだったら三日月対応じゃないでしょ、それなら真我と同じじゃない??っていう疑問を感じられる方もいるかもと思って、、、

 

それについて、「一見同じに見えるんだけど、やっぱりこれにも限界があって(ダメではないし、素晴らしい愛なのだけれど!)」という

わたしの経験があったので、

そのことを書きたいな、と思いつつ

少しまた落ち着いてから書きたいなという想いもあり

いったんはここで終了とします😊

ここまでお読みいただき、感謝を込めて!