こちらの記事の続きです◎
https://justmystar.com/limit-of-mental-industry2/
わたしは、この公式サイトのトップページや他の記事でも自己紹介をしているように、
姉が小さい頃小児がんを経験している、そのきょうだいという「きょうだい児」という立場で幼少期を過ごしました。
きょうだい児に起きがちな傾向は、過去記事でも触れているのでここでは省きつつ
まだ小学生くらいの頃は、この「きょうだい児」という定義すら知らなかったため
自分の心がなぜこんなに苦しいのか、原因がわからなかったのです。
その頃は「原因のわからない苦しさ」がそこにありました。
でも、そこから中学生くらいの時に、この「きょうだい児」という定義というのかな、症例のようなものを知って
母や姉もそれを理解してくれた時、
最初に生まれた感情はホッとしたという想いでした。
自分の心がこんなに苦しかったり、
さみしさや虚無感を感じやすいのは、
わたしがきょうだい児という立場を経験していたからなんだ、と
思ったんです。
わたしが、何かわたし個人の問題としておかしかったのではなくて、ちゃんとそこには原因があったのだ、と
知ることができて、まず最初は、とても安心しました。
そして母もまた、この「きょうだい児」というものの存在を知って、そのことでよりいっそうリアルに
「病気の当事者であったお姉ちゃんのことだけじゃなく
妹のあなたにもつらい想いをさせていたんだね」
というような感覚で、
そこからは、わたしのことをより理解しようとしてくれ、より気持ちを傾けようとしてくれました。
そのことが、ものすごく嬉しかったのです。
つまり「きょうだい児」という立場、病名…ではないけれど、
そういった症例のようなものの【名前】が具体的に自分の状態につくことで
自分の状態が仕方がないものなんだとか、どれだけ苦しいのかっていうことに
”後ろ盾を得られた”
そんなような感覚だったと思います😊💦
これ、わたしの場合は「きょうだい児」っていう、
当時、まだあまり知られていない後ろ盾だったんですけど、、、
それでもこの後ろ盾を得られたことで
ものすごい安心感を最初は感じられたので
たとえばHSPとか、何かの精神疾患の病名であったり、発達障害の病名など
そういったものを、専門の方に診断されることで安心を得られる、という方もいると思うんですね。
それってこういった「後ろ盾効果」じゃないかな、って思うんです。
「後ろ盾効果」は専門用語ではなく、今この瞬間わたしが勝手にインスピレーションで命名しました😅
心って目に見えないものなので、掴みどころがありません。
熱のように、体温計を挟めば誰もがわかる共通認識としての数値で表示してくれるわけでもないから
人に理解してもらうこともできにくい。
その不安や孤独感を、「名前」がつくことで、
理解してもらうことができる、
ちゃんと(というのも変だけれど)その自分の苦しさをわかってもらえる、
苦しいと感じることはおかしくはない、当然なのだと、他者にもある程度、認めてもらうことができる。
そんな絶大な安心感がそこにはあると思うんです。
なのですが
わたしは、ここでまずとてもホッとして、安心して、その心でそこから先の人生生きていける!と、そう思っていたら
けれどもそこから先、実は
さらなる地獄(※心、内面の)が待っていた
のです💦
またまた長くなるので、続きます🌈
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④カウンセリングや心理学、ヒーリング、他いろいろなメソッドの私の思う限界2つ【誰も根本解決を持っていないことを知った日】
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