こちらの記事の続きです🌈
・蓋をできないなら、いっそ心のままに生きたらーー
それが”本当の自分を生きること”?
前回までの記事で、心というのは過去の記憶でできていて、
自分の心なのに、コントロールすることは出来ないから
これまで多くの場合、プラス思考やポジティブシンキング、アファメーションなどで
心に「蓋」をするというやり方が中心だったこと、
でも、それは「蓋」でしかないから、結局は心を「変える」ことができるわけではないことについてご説明してきました🖊
そしてそんな「心に蓋」をして無理をして働く、自分を押し殺す、というようなやり方をしてきた親世代を見てきた結果、
「それは違うんじゃないの?」ということで
最近では
”ありのままの自分でいい”
”正直な気持ちの自分でいい”
”本音で生きていい”
…そんな考え方もすごく出てきていますよね。
心に蓋をしても根本解決にならないなら
いっそのこと蓋なんてしないで、
思い切り蓋の中身(心・感じていること)を出して生きたらいい、という新たな考え方だとは思うのですが
では、これが根本の問題解決になるのでしょうか?
そして、それが本当の意味で、「本当の自分を生きる」ということなのか?
というと…
実はこうした「自分に正直に」「本音で」「ありのままの自分で」という生き方は
一見、とても魅力的に聞こえるのですが、
実際のところ
諸刃の剣(もろはのつるぎ)
といえるものなんですね。
役に立つ一方で、
使い方によっては
大きな害を及ぼす可能性があるもの
・”ありのままの自分”が”本当の自分”とは違う理由
なぜかというと、たとえば
- 会社に行きたくない。
- 何々をしたくない。
- これが嫌だ
- あれが嫌い。
- もう旦那と離婚しちゃおう
- 子育てがつらい、母になっても自由でいていいんだ
- 自分をもっと大切にしていい
などなど…
こうした私たちの【想い】、
つまり”この想いこそがThis is me”だと疑いなく思っているその
【湧き上がってくる想い】というもの自体が実は
過去のなにかマイナスな記憶が心にあるからゆえの反応(湧き上がってくる想い・感情)である可能性が
非常に高いから、なんです。
なので、「自分に正直に」「本音で」生きることは
人によっては良い方向に流れていくこともあるかもしれませんが
多くの場合、とてもハイリスクな生き方です。
たとえば
過去、親御さんに愛されたかった、という過去の記憶を抱えたままの方が
「自分を大切にする」を見様見真似でしてみても
我慢をやめて、好きなこと、やりたいことを
やってもやっても欠乏感が埋まらず、満たされず、
自由になっていっているようで実は
どんどん苦しく、心の中は不自由になっていく(制限ばかりを感じるようになる)可能性があります。
たとえばこの操り人形を見たとき、
客観的に俯瞰して見れている私達からは
『(糸によって操られていることで)絵を”描かされている”(自分の意志で描いているのではない)』
と客観的に認識できますよね。
でも、この【人形本人】は、自分が操り人形だと気づいていないから、
『自分の意志で絵を描いている』と【思い込んでいる】かもしれません。
私達も、まったくそれと同じかもしれない、ということなんです。
たとえば、旦那さんと離婚したい、もう嫌だ!だって相手が悪いから、と
心から思い込んでいたとしても
実はそれは過去、お父さんに対してネガティブな想いを抱えていて
その想いを、父親と同じ、今の自分にとって、一番身近な男性である「夫」に投影していて
その過去の記憶に糸を引かれて、操られて
「離婚したいと思ってしまっている」可能性があります。
あるいは、お母さんがいつもお父さんに対して文句を言っていた、
そういった過去の記憶を持っていると、
『男とは敵』というような認識が無意識で根付いてしまっていて
やはり、「離婚したい」と自分の意志で思っているようでいて実は
その過去の記憶に操られている操り人形でしかない場合すら、あるんです。
この場合、たとえ”自分の心に素直に正直になって”今の旦那さんと離婚をしたとしても
たとえそのあと別の方と再婚できたとしてもーー
相手が変わっても、再び同じような怒り、不快感、嫌悪感が湧き出てきて、
やっぱり上手くいかない・・・・ということが起きてしまいます。
なぜかというと、『今の想い』をかたちづくっている”根っこの記憶の
捉え方”自体は何も手をつけられていないから、なんですね。
なので結論を書くと、
「正直な気持ちの自分」や
「本音」や
「ありのままの自分」
と呼ばれている”自分”というのは実は
ただ、記憶に糸を引かれ、操られているだけの自分なので
”本当の自分”ではないんです。
だからこそ、これは信じられないかもしれないのですが、
「本当の自分」に出逢い、その「本当の自分」を生き始めたとき、
- もう絶対に離婚するしかない、と思っていた旦那さんとラブラブになる。
- 大嫌いだった両親が大好きになり関係がありえないほど良好になる。
- とてもしんどいしかなかった子育て、我が子を可愛いと思えなかったのが、子供も自分も子育ても大好きに。
- 仕事一筋人間だと思っていたのが、専業主婦を心から楽しめるように。
- ずっといつ辞めようかと悩み続けていた仕事にいきいきと取り組めるように。
…などの、普通では信じられないような心の変化が起きる方が
実際に何人もいらっしゃいます😊
そんな中で、ここまで読んでくださったあなたに聞きたいこと、
それは、
今回、私達の心の仕組みを知っていただいて
だからこそ、【蓋】をして生きることも苦しくて
【本音で素直にありのままに】生きることも、一見魅力的だけれど
リスクがあって、
それを知ってくださった上で
この先の未来も
【頭(蓋)】や【記憶】がベースとなっているような
それらの操り人形として
それを「本当の自分なんだ」として
生きていきたいでしょうか?
その人生で、その心で生きて、死ぬときに
「最高の人生だった」と
「本当に、生きてきて、生まれてこれて、幸せだった!!ありがとう!!」って、
心から思えるか、どうか。
思えなかったとして、そのまま、この先の人生をそのままで進んで、それでいいのかどうか。
それを一度、立ち止まってご自身に問うてみてほしいのです。
なぜなら、「あなた」の命や存在というものは
本当にものすごく、素晴らしいもので、
本当にものすごく、価値ある存在だから。
ここまで再び長くなってしまいましたが、
次回は本当の自分を取り戻す方法についてーー
過去の記憶=心の傷、と言われるものが原因であるならば
”癒やす”ことで、本当の自分に出会えるのではないか?という発想などがあると思うのですが
この”癒やし”も実は”諸刃の剣”であること、
そしてでは、本当の自分を取り戻す方法は?ということを
お送りします🌈😊
次の記事に続きます🌈
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