こちらの記事の続きです🌈
https://justmystar.com/20151126200656-2/
「自分の気持ち、心に素直に正直に生きる」ということがさも素晴らしい良きこととして推奨されている傾向のある昨今ですが、
実は
”自分の素直な心”、”正直な気持ち”と感じている想いや願い、考えだと思いこんでいるもの、そのものが
多くの場合、
ただ、あなたの心を構成している”記憶”が、
あなたにそう思わせているだけに過ぎないかもしれない
ということ、前回の記事までで綴ってきました🌈
ここからわかりやすいように、ここから少し、
私自身の実体験…
私が「本当の自分」と出逢う以前と、その後とで
同じように「自分に素直に正直に」生きようとした結果、
・「本当の自分」と出逢う以前は、「自分に素直に正直に」生きたのに、いろいろなことが全く上手くいかなかった体験と
・「本当の自分」と出逢った後は、同じように「自分に素直に正直に」生きて、全てのことがスルリと自然に上手くいくようになった体験とがあり
この2つの実際の体験・事実事例をご紹介しながら、具体的に説明をしていきたいと思います🌈
まずは、お仕事での私の実体験・実例をお話させていただきますね◎
これは、私がまだ「本当の自分」に出逢う前、その自分で生きる以前の頃の話なのですが
その頃の私は、途上国支援や、地域活性、女性の、地域に根ざした小さな事業(お店)の起業を支援をするという
少し特殊な事業を行う会社で、会社員として仕事をしていました🌈
その会社は、私が当時、大学3〜4年生でまだ就活中の頃、既存のよくある一般企業への就職活動に疑問を持ってしまい
「たとえ影響はまだ小さくても、
もっと世の中の今ある問題や課題に本当の意味で役立っている、と実感することのできる仕事をしたい」
という想いから、既存の就職活動で採用いただいた一般企業での就職を取りやめ
自分で探して見つけてきた会社だったんです。
つまり、当時の私の「自分の心に素直で正直な想い」というのは「世の中の問題解決に関わる仕事がしたい」という想いで
その心に素直に正直に生きたい(働きたい)と願った結果、
一般の会社への就職を取りやめて、自分で会社を見つけてきて、そこで「働きたいです!!」と門を叩いたということになります。
そしてその”私の素直な想い(だと当時思っていたもの)”は、ありがたいことに叶って、
私はその中でも、女性の小さな起業を支援する仕事をさせてもらい、
その環境に「好きな仕事が出来ている」と心から感じて、夢中になって日々、その仕事に没頭していたんです。
そしてその仕事は私にとって、何年やっても新しい発見と挑戦ができ、全国にも飛び回らせてもらえて
当時の私にとっては本当に魅力的で楽しいお仕事でした。
さて、ここまで読んでいただくと「やっぱり、自分の心に素直に正直に生きる・好きなことを仕事にするって、すごく良いことだな!」と
もしかしたら思ってもらえたと思うんです。
ところが。
この「自分の心に素直に正直に」選択し「大好きなことを仕事としてやっている」状態なのに、
その反面、当時の私は、いろいろな問題を抱えていたんですね。
そのひとつが、大好きなこと、「自分の心に素直に正直に」選んだ仕事をしているのに、
なぜか、心がいつも(今振り返れば)不安定だった、ということです。
深いところではどこか、自分に自信が持てなかったり、仕事の結果を出していなければ、自分を認められなかったり。
今振り返れば、さみしいという気持ちや、自分は仕事をとことん頑張るのだけれど、仕事に対して誠実ではない(と当時の私からは思えた)働き方の人を見ていると、イライラしたり、「もっとこうしたほうがいいのに。こうするべき」などのジャッジの気持ちが湧き出たり。
期待してくれていたからこそだと思いますが、当時の上司・会社の創業会長的立場の方からのパワハラ、先輩からの嫌味、いびりのようなものもひどかったですし
職場の人間関係のストレスから、体調もものすごく崩していました。
ただそれを、当時のわたしは
「好きな仕事は出来ているけど、職場の人間関係にはあまり恵まれていないな(もう少しどうにかならないかな)」くらいに捉えていて
まさか自分の”心”にその人間関係等の根本原因があるとは思ってもいなかったのです。
また、そうした過度に自分に負荷をかける働き方やあまり福利厚生や将来の保証のない職場だったので
(どちらかというと個人事業主同士が集まって働いているのに近いような職場でした)
お金や将来への不安も常にありました。
だからこそ当時、頭も心も仕事のことでいつもパンパンにいっぱいで
でもそれも「自分が向上していけば、仕事で結果を出していけば、解消していける」と信じて
いそがしい中、仕事につながる学びがあれば、個人的にも積極的にセミナーなど受けたり
今の時代は、コンサルティングなど個人で受けられる方も多いですよね
そして、当時の上司が、恋愛もせず、
その仕事を通して日本中、時には海外も、パソコン一台で飛び回り、
時には新聞や雑誌から取材を受けるようなバリバリのキャリアウーマンだったので
私も「そんな風になりたい」と
それが「自分の素直な、正直な心(夢)」だと完全に思い込んで
「もっとこうなりたい」
「もっとこんな自分になりたい」と
大きな夢と理想を掲げて、そうした夢や目標、理想を持つことが良いことだと完全に思い込んで
それを叶えるのに、心や体の状態があまり良くないことは、「自分がダメだから、未熟だからだ」と自分を叱咤激励して
(今思えばそれは、自分を否定し、責めていただけなのですが)
仕事に邁進していました。
ところが・・・
そんな風に「自分の心に素直に正直に」「夢や目標、理想を持って前向きに」
仕事に向かっているにもかかわらず、当時の私は、
心と、そして現実の状態は、むしろどんどん悪い方に向かっていったのです。
どうしてそんな展開になっていってしまったのか?
これは、答えを書くと、
その時「自分の素直で正直な気持ち」「これが私の好きなことだ・理想の、夢の働き方・仕事だ」と思い込んでいたものは
ただ、過去の経験・記憶が反応して「これが私の好きなことだ」と思いこんでいただけで
実はそれらは
「本当の自分」の
「本当の想い(本当の好き)」
「本当の自分に合っていること」ではなかったから
なんです。
また後述していきますが、答えを先に書くと、
本当の自分に出逢い、本当の自分を生きていけるようになると
本当の自分の個性、魅力にピタリとあった縁や仕事が生まれるようになっていき、
人から自然とよろこばれ、感謝され、愛され、
自分もまた、よろこびと安心にあふれる生き方が自然とできるようになり、
体調を崩しすぎたり、心に負荷がかかりすぎたり、
あまりに金銭的・人間関係的に問題の多いご縁・環境は
逆に、実現し得なくなっていくのです😊
言い方を換えると、今、もし「自分の心に素直に正直に」生きているつもりなのに、何か、人生や心に問題を感じ、躓いてしまっている、という方は
その「自分の心に素直に正直に」生きているつもりでも、実はそれが
「本当のあなたの想い・心」ではない可能性がものすごくあるということ。
また、あなたがもし今、自分をどこか抑えたり、人に合わせて生きてしまっている方だったとして
心や人生に、やはりつまづき・生きづらさを感じている方だったとして、
そこから「自分の心に素直に正直に」生きたとしても、
その現実(今抱えている問題)は、実は根本解消されることなく
形を変えてまた何かの局面で出てくる
可能性は非常に高く、今の仕事柄、そういった人たちを沢山見てきました。
では、そうならないためには何をどうしたらいいのか?
当時、「好きなことを」「自分の心に素直に正直になって」「夢や目標や理想をもって懸命に」生きていたにも関わらず
心と人生がどんどんどん詰まりになっていて途方にくれていた私は
そんな時、「本当の自分」というものの存在を知る機会に恵まれ、
そこから、私の人生は大きく、劇的に方向転換していくことになります。
長くなったので、次の記事に続きます😊
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【こうして、自分の素直な気持ちで生きて、人生が好転していった🌈】④自分に素直に正直に生きた時、人生が素晴らしいものになるために大切な、たった一つのこと