こんにちは。
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本当にありがとうございます。

勝手に連載記事とみなし、
「自己紹介」をしております。

今回初めてブログにお越し下さった方は
こちらの記事を見ていただいてから
本日の記事をご覧下さい^^

 

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自己紹介②

<女性にとっての本当の幸せって、何なのだろう?>

前回、熱い想いをもって就職し、
女性の起業支援事業を「天職」と捉えて
のめり込んでいったことまでをお伝えしました。

しつこいですが、楽しかったのです。とても。

ところが、徐々にいろいろな側面から、
立ち止まらざるを得ない現象や疑問が起こり始めます。。。><

その一つが、
私の頭に強く芽生えるようになった「ある疑問」でした。

最初はセミナーの集客だけだった私の仕事も徐々に拡大していき
そのうち、女性のお客さまから直接的に様々な相談を受けるようになっていきました。

それは表面的には資金繰りやその他の起業準備のことが主なのですが
突っ込んで話を聞いていくと、ほぼ間違いなく、
その方自身の「心」の問題に行き着いていくことになるのです。

たとえば、地域で開業を目指しているAさん。
ものすごく緻密な事業計画を立てることができ、人脈も幅広くて。

でも、本人は、どこまで緻密な計画と準備を積み重ねても「不安が拭えない」と言うのです。

話をよくよく聞いてみると、
そんなAさんは幼い頃から親御さんに
「あんたは手がかからない、良い子だ」と言われることで、
優等生の枠から抜け出せない、常に自分に完璧主義を求めてしまう、という
そんな内面の悩みを心に抱えていらっしゃいました。

そしてその頃同時に、
シングルマザーのAさんが事業化に注力すればするほど
不登校の中学生の娘さんは夜遊びや問題行動をエスカレートさせていくという問題が発生していました。

でも、事業の準備で忙しくてどうしても、娘と真正面に向き合う時間が取れない、というのです。

話を聞いているうちに、私にとってはどことなく

「Aさんは、自分とも、娘さんとも本気で向き合おうとしていなくて、その理由づけのために、起業という華やかな夢目標に向かうことで自分をごまかし、逃げている気がする。。」

「本当に問題なのは、実は娘さんではなくて、Aさんの方なのでは?」

そんなふうに感じられていました。

また、こんなこともありました。

すごく美人でカリスマ的なオーラもあり、
企業の社長様からもスポンサーがついているBさん。

いつも自信に満ちあふれた言葉で皆を引きつけているBさんは
当時の私にとっても憧れの方でした。

でもこっそりと打ち明けてくださった本当のことは、
スポンサーの社長様と不倫関係にあること、
そのことに対して独身のBさんは普段割り切っていても
時にものすごく孤独を感じ、情緒不安定になってしまうのだと。

周りから見たら、振り返るほどの美人で、自信にあふれていて、
皆からうらやましがられているような方が!

と、当時、衝撃的だったのを覚えてます。。。

また、そのほかにも、例えば雑誌やテレビの取材を受けたことがあるような
いわゆる成功しているとされている女性起業家さんたちの中でも、少なくない数の人が
躁鬱(そううつ)の気質があって苦しんでいることなども
後々わかってきました。

でもそんな人ほど、周りから「自己実現を叶えて成功している」と思われているので
自分の弱さを隠して表向きはポジティブな言動行動を見せることしかできないのですね。

仕事を続けていくにつれ、少なくない数のそんな女性起業家さんたちの存在を知るようになっていきました。

もちろん、小さいながらも充実感をもって起業を成功されている女性もたくさんいるのです。

でも、そんな「人間として魅力的だなあ」と感じる方は

競争しない、がんばり過ぎない、不自然に前向きさや明るさを見せつけない

肩の力を抜いて自分のペースを大切に働いている、
そして、
自分自身のペースや何が好きかを知っていて
そういったことを、とても大切にされている方が多いようにお見受け
しました。

一昔前と違って、男性と同じように、
「働く」「何かを成し得る」という”自己実現”や”成功”に、
手をのばす権利が持てるようになって、一見、自由を得たように感じられる女性たち。

もちろん自己実現が悪いわけではないけれど、人によっては、どこか心の隙間を埋めようと、一所懸命になればなるほど少し苦しそう…。

そんな姿を目の当たりにして、徐々に私の頭の中に

「もしかしたら彼女たちが本当に求めてるのは
起業の成功よりも、自己実現よりも
“認められたい”“愛されたい”という気持ちなのではないか?」

「それは起業が成功したとしても、それで埋められるものではないんじゃないだろうか?」

・・・と、そんな疑問がわき上がり、
いつしか

「女性にとってのほんとのしあわせってなんだろう…」

「このまま、起業のノウハウセミナーを続けていて、
それが本当にお客さんのためになるのかな…?」

と、
あんなに意義を感じていたセミナー事業に
心からのやりがいと自信を持てなくなっていきました。

でも、これまで情熱をもってがんばってきた仕事なんだし…。

そう思って、そんな疑問を見て見ぬフリをします。

すると、徐々に本音と向き合わざるを得ない出来事が
容赦なく私の身の上に降り掛かってくることになります。。。

そしてそこから、
私の人生を大きく変える「ご縁」に出逢うことになっていきます。

長くなりましたので、また次回の記事に続きます。

*2014年8月アップの旧ブログより、内容を一部修正して掲載しています