・新年度がスタートしました

こんにちは、青戸真穂です。

あっという間に3月が過ぎて、

今日から4月

新年度のスタートですね。

 

私ごとですが、先週は娘(3歳3ヶ月)が半年間お世話になっていた

保育園の卒園式でした。

 

 

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新年度の始まりに、卒園のお話でのスタートです少し恐縮ですが

卒園にあたり、この保育園との出会いを振り返った時、

 

”縫い始めたら、神様が糸を出してくれる”

 

そんな、かつて心と真理を学んでいた場所で教えてもらった言葉を思い出し、

今日はそのことについて、綴ってみたいと思います。

 

・縫い始めたら神様が糸を出してくれる。保育園との出逢い

我が家の娘がこちらの保育園にお世話になり始めたのが、昨年の秋から

 

もともと、娘はこの2022年の4月から

地元の私立幼稚園に入園する予定があり

 

もともとは、その幼稚園の入園を迎えるまでは、保育園に預けるなどは全く考えておらず

 

自宅で子育てを基本にしつつ

必要な時には、”ファミリーサポートセンター”という

近所のおじいちゃんおばあちゃんなどの有償ボランティアさんに

地元の子育て支援センターの開園時間に娘を見てもらう、という考えで

保育園を希望したことも、探したこともありませんでした。

 

ところが昨年の夏、とても不思議なことがありました。

 

・「オーラソーマ®︎のコースを受けたい」と決めた時、起きたこと

それは、昨年の夏、自分の中で

「オーラソーマ®︎のコンサルテーションを提供できる”プラクティショナー”となるために

その資格取得に必要な

オーラソーマのコースを受講したい」

と決めた時のことでした。

 

昨年の時点で、オーラソーマのプラクティショナーの資格を取るためのコースは全部でレベル1,2,3とあり

各コース、朝から夕方までの受講が4日間連続で必要です。

 

私は、その際まだ娘は2歳で、

伊豆在住で

ちょうどその時は、コロナの影響で

子育て支援センターも急に長期間利用することができなくなったり

色々とこの先の状況が読めませんでした。

 

それでも丸々4日間、

東京で開催される先生のコースを私は受講したかった。

 

でも、娘がまだ小さい中で

どうやってその予定を確保したら良いのか、

それは自分の中では見当がつきませんでした。

 

それでもある夏の日、

たまたま別件で先生のサロンを訪れる用事のあった日、

東京に向かうために駅まで向かっている際、

 

「今日、先生に会ったら

”コースを受講するので日程を設けてください”と伝えよう」

 

と決めたのです。

 

どうしたら良いのかはわからないけれど、

まず、受講すると決めて、

そのために

何がなんでも、できることをしよう。

 

と思いました。

 

 

そうしたら、駅のホームに着いた時

たまたま、1、2回だけお会いしたことのあるママ友さんに

ばったり偶然、出くわしたのです。

 

熱海駅まで20分ほど電車の中でご一緒して

そうしたらその時に、今振り返っても不思議で、なぜそんな話になったのか

そのママ友さんが

”下の子が通っている保育園が、いかに良いところで素敵なところか”

というお話をずっと熱く語ってくれたんです。

 

・”自分には関係のない話”でスルーしてしまった過去

そして私はたまたま、その保育園のことを

産後直後に、知ったことがあったんですね。

 

それは、これも本当に不思議なことなんですけど

たまたま、産後、近所を娘を連れてお散歩していた時

たまたま、出産した病院の助産師さんに遭遇して

「知人がこの近くに介護施設と併設で小さな保育園を作って

そのオープンイベントに行ってきたのだ」

とお話ししてくれたのです。

 

その際、その保育園のことをネットで検索してみて、ホームページを見たとき

隣接している介護施設のおじいちゃんおばあちゃんと保育園の子供たちが一緒にご飯を食べたり

交流があったり

手作りのお野菜たっぷりの給食を提供されていたり

そんなことが書かれていて

 

すごく素敵な事業(保育)をされてるところだな、って

感銘を受けたんですよね。

 

でも私は、たまたま

なぜか、勘違いをしていて、その保育園は

すごく、我が家からは遠いところにある印象を受けたのです。

 

なので、通うことはまずできないだろうし、

”保育園とは、会社員など固定の通のお仕事をされるお母さんたちのためのもの”

という印象がなぜかあって

 

残念だな、ってそんなことを

ちょうど2年以上も前に感じたことがあった園だったのです。

 

そして昨年、その電車の中で

同じママ友さんからその保育園の話を再度、2年越しで聞いたときも

最初は

「あの素敵な保育園のことか〜

でも、我が家が保育園に通うことはないからなあ」

完全に”自分には関係のない話”として

完全に、他人事としてそのお話を楽しく聞かせていただくだけに終始してしまったんです。

 

なので、その日は

熱海駅でそのママさんとお別れしたあと

東京に向かい、先生に

「コースを受けたいです」とだけ伝えて

翌日から

「さあ、受けたいって言ったけど、娘をどうしよう」。

 

そこを考えるところからの、スタートでした。

 

・決めて、動き出したこと

「さあ、それでどうしようか?」

そんなことを具体的に考え始めてできることをしようとしたとき、

不意にふと、

あのママさんのお話を、思い出しました。

 

”すごく素敵な保育園があって、娘が毎日、本当に楽しそうに通っている。。。”

 

そんな、本当に嬉しそうにお話をしてくれたママさんのお話と様子を思い出して

その時に初めて

 

「その保育園って、我が家も利用することはできないんだろうか?」

 

って、思ったのです。

 

それで、2年越しでもう一度、ホームページを見てみることにしました。

 

そこに記載されていた地図は、やっぱり我が家からは遠く感じられて

でも、地図音痴の自分だけで判断せず

旦那さんにも、その地図を見てもらいました。

 

すると「そんなに遠くないんじゃない?」

という言葉!

 

そしてそこからの行動は恐る恐るながらも早く、

その園にお電話して問い合わせてみたところ

なんと来月から1名だけ、転園になる子の空きが出るそうで

今ならすぐに入園することができる、とのことだったのです。

 

そして蓋を開けて実際に見学に行ってみるとそこは

我が家から大人の足で歩いて10分かからない

 

実は市内の保育園の中でもっとも自宅から近い保育園だったこと

 

そしてもともと小規模保育所という運営形態のために

全員が3歳までで卒園の決まりがあり

春から入園予定の幼稚園にも問題なくスライドするように通えることなどが

全て後からわかりました。

 

・勇気を出して一歩、踏み出した先にあった、たくさんのギフト

そこからは、たくさんの迷いや不安や葛藤もありながらも、一つ一つ自分の気持ちと向き合い

半年間だけだけれど娘をその保育園に預けることを決めました。

 

そこからは、たこあげなどのお正月遊びを介護施設のおじいちゃんおばあちゃんが教えてくれたり

お箸のチャレンジ、トイレトレーニング、

1日分の栄養が1食で取れるようにとたくさんのお野菜を詰め込んでくれる給食

たくさんのギフトがそこにあり

 

そして何より、人見知りだった娘が、本当に楽しそうに同年代のお友達の輪に入っていくことができるようになりました。

同級生が3人しかいない小規模の保育園だったからこそ、
保育の際も、卒園のお祝いも、
とても丁寧に見ていただけた気持ちがします*^^*
(お友達のお顔が分からないよう、少し粗めの画像を載せさせていただきます◎)

 

さらに、娘の給食の献立が栄養豊富で美味しそうで

「私も食べたい。。。」と思っていたら

娘の入園の月に偶然、お惣菜販売の事業もスタートされることになり

旦那さんに家事料理の一切をお任せするようになる今年に入るまでの間

何度も、食卓の彩りを助けられた、などのこともありました^^

 

・縫い始めたら、神様が糸を出してくれる

そしてあっという間に半年が経ち

卒園となったとき

半年前を振り返って

冒頭のこの言葉が頭に浮かびました。

 

”縫い始めたら、神様が糸を出してくれる”というこの言葉は

例え、糸を自分が持ち合わせていなかったとしても

 

それでも針を布に通して”縫い始める”と決めた時

その覚悟と決意の心に対して

”必要な糸”は

神様が差し出し、与えてくれるのだ。

というものです。

 

私にあの時差し出された”神様からの糸”は

あのママさんとの、

あの電車でご一緒した時間だったのだな、と思います。

 

最終日、お世話になった先生方や、
隣接の介護施設のおじいちゃんおばあちゃんにお送りしたお手紙とお菓子等です^^

 

世の中のママさんたちの世界では

”保活(保育園を探すための活動)”などという言葉もあるくらい

今、どこであってもとても保育園に入りにくい現状なのだそうです。

 

私の友人たちも、きょうだいごとに違う保育園に預けるしかないということや

保育園が、会社と自宅のまるまる反対方向にある、など

当たり前のように聞く話だったり

 

まず、入ることだけでとても大変で

保育園の提供している保育や方針などを大切に保育園を決める、などということが

なかなか叶わないことはまず仕方ないし、当たり前というようなことも言われています。

 

でも、これは以前の記事でも触れましたが

私たちは本当の自分自身に目覚めて生きると決めたとき、

例え無自覚であったとしても、そんな方向に生き方の舵を取り始めた時、

 

そんな世の中の当たり前や、確率論と言われるものの外の世界を生きることが、できるようになるんですよね。

 

そしてそのことともう一つ、大切な学びを再確認したことが、あります。

 

・家族の誰かが自分を生きるための一歩を踏み出したら、
それは家族みんなにとってのギフトになる

それは

”家族の誰かが自分を生きるための一歩を踏み出したら、それは家族みんなにとってのギフトになる”

ということ。

 

私は母親として、例えそれが将来仕事につながっていくことであったとしても

自分の学びたいこと、やりたいことのために娘を保育園に預けること

やっぱり最初は罪悪感や、抵抗感が大きくあったのですよね。

 

それでも進んでみたら分かったことは

”家族の誰か一人でも、自分を生きるための一歩を踏み出したら

それは、家族みんなにとってのギフトになる。”

ということの再確認だった。

 

娘にとって、私や狭い家族という単位の中で過ごす半年間と

保育園の先生方やお友達、そして介護施設のおじいちゃんおばあちゃんと触れ合うことのできた半年間は

本当に大きな違いだったように思います。

 

娘の可能性がたくさん開かれ、そして

本当にたくさんの煌きを日常の中で感じ、目一杯吸収していたと感じる日々でした。

 

そして旦那さんも、今年の初めから家事育児のほとんどを私に代わり担当してくれていますが

そのことで私が旦那さんから受け取ったものと同様に

私が旦那さんに与えることのできるギフトもまた

たくさんあったように思うのです。

(これらのことは、コンサルテーションやコミュニティスタートの際にでも

ご興味のある方には直接シェアさせてくださいね^^)

 

東京でのコース受講中、旦那さんが送ってくれた娘の写真です*^^*

 

・家族の応援、という”糸”がなかったとしても。

御伽噺じゃああるまいし、そんなに全てが上手くいく訳がない。と思われる方も

もしかしたらいるかもしれません。

 

でも私自身が

”家族の誰か一人でも、自分を生きるための一歩を踏み出したら

それは、家族みんなにとってのギフトになる。”

 

そのことを最初に実感した時は、以前のブログサイトで綴ったことがありますが

母が祖父をたった一人で介護していた時、

それでも、大変な母よりも

 

”まず私自身が幸せになろう。”

”私が私を生きることに、きちんと責任を取ろう。”

 

そう心に決めた時でした。

 

その当時は、家族からの誤解や批判もあったけれど

それでもその時から何かが大きく変わって

今は、両親とも程よい心の距離感を持って

子育てやいろいろな面で、助けてもらうことができているように思いつつ

そんな思いがけないギフトは

 

家族からの応援や支持という”糸”がなかったとしても

自分の人生を生きるという一針を縫い始めようとした

(例え、そのままその糸が与えられることが生涯、なかったとしても)

 

そんな想いから、

思いがけず、与えていただいたギフトなのだと思います。

 

 

そして家族みんなにとってのギフト(光)になるものを

その光が、強すぎて、すぐには受け取れない人もいる。

 

そして、受け取ることも、拒否することも全て

例え家族であったとしても

一人一人の自由なのです。

 

拒否することなく、私が私を生きようとした一つ一つの決断を

家族がそれぞれに自分が自分を生きることの光に変えて受け取ってくれたことに

心から感謝していますし

 

願わくばこのブログを読んでくださっている方たちにも

そんな願うような糸が、仮に得られなかったとしても

自分の光を生きようと、縫い始めることをしてみて欲しい、との想いを込めて

オーラソーマ®︎のコンサルテーションがその一助となればと

少しずつ準備を進めています

(ただいま、英国のオーラソーマアカデミーに登録の申請中です。

無事受理されましたら、コンサルテーション等の詳細をまたアップしますね^^)

 

来週から、今度は娘の幼稚園生活がスタートしますが

引き続き新生活でも

我が家は我が家らしい家族のカタチを

自分たち自身が、自分たち自身を生きることの上で

これからも大切にしていけたらいいな、と思います。

 

皆様もどうか

素敵な新年度のスタートをお過ごしください^^